過去に育てた作物
これまでに作った作物の感想を綴っていきます。
アイスプラント(ソルトリーフ)
隣の薬局から種をもらったので作ってみました。高温(30度以上)になると枯れてしまうらしいです。食す前に1~2%の食塩水を週1回くらいに与えると美味しくいただけます。日当たりの良い場所で管理するのと、水やり時に葉っぱに直接かけないようにするのがポイントです。2018年は、こぼれ種から自然発芽してきたものを挿し芽や水耕栽培で育ててみました。その後、2020年に苗を購入して移植してみましたが全く大きくならずに花が咲いてしまいました。移植での生育には向いていないようです。
安納芋(あんのういも)
めっちゃ甘くて美味しかった安納芋(サツマイモの一種)にチャレンジです。普通のサツマイモより、若干、高温のほうが良く育つようです。2019年は垂直仕立て栽培で育ててみます。
植え付けから125日目の試し掘りは、一株から2.7kgと上々の収穫でした。水洗い後に乾かして、一個ずつ新聞紙でくるみ、暗所で一ヶ月の熟成期間を設けると甘みが増してきます。
調理方法は、電子レンジでも良いのですが、200-250W程度の低温で30-60分かけてじっくり火を通すと美味しくいただけます。
イチゴ
2018年は種から始めてみましたが、苗を購入して植えつけると気軽に楽しめます。ランナーが何本も出てくるので子株を育てると翌年にも使えます。肥料負けしやすいのと冬場の管理が少し面倒かも。2018年は結局発芽出来ずに断念しました。やっぱり苗を買って育てた方が簡単ですね。
枝豆
丹波黒豆を育てましたが、囲っていないとカメムシにやられて収穫出来ませんでした。普通の早生枝豆でも、苗を移植するよりは、直まきで育てた方が、大きく育ちそうです。
オクラ
過去に2度失敗しています。簡単な作物のはずですが、土質と日当たりが悪いと駄目なようです。2018年は種から始めて、日当たりと土壌が良かったのか、収穫することが出来ました。比較的、連作障害も出にくいので、作りやすいです。一年か、欲を言えば2年開ければ連作可能なようです。
カブ
学生時代に作ってみました。気候が暖かい時期は葉っぱに虫が付きやすいのが難点ですが育てやすいでしょう。
キュウリ
病気に弱いので接ぎ木苗を購入すると良いでしょう。連作が出来ないので、土を入れ替えるか輪作する必要があります。水切れに弱いので株の根元をマルチやワラで覆ってあげると良いです。
京水菜
ホームセンターの栽培キットを育てました。小さいプランターに栽培土と種がセットになっています。明るめの窓際なら、いつでもどこでも出来るので、初心者向けで手軽だと思います。
キヌサヤエンドウ
連作は出来ません。種のまき時が難しいですが、冬越し出来れば梅雨前から食べきれないほどの収穫が出来ます。中の種子がはっきりしてこないうちに早取りすると美味しいです。日当たりは良い場所が良いようです。
九条ネギ
ジャガイモのコンパニオンプランツとして植えてみました。あまり土質も選ばず、簡単に育つと思います。
コマツナ
バラマキが基本ですが、間引く手間を考えて、等間隔にまいてみました。暖かい時期は虫に食べられやすいですが、連作も出来て育てやすいです。
サツマイモ
連作も出来て、手もかかりません。夏の終わりに、ツル返しをすると芋の肥大が期待出来ます。地面を覆い尽くすように葉が茂るので少し広めの場所がおすすめです。2019年は安納芋を支柱に縛り付ける、垂直仕立てで育ててみました。
サラダナ
ホームセンターの栽培キットを使ってみました。小さいプランター、培養土、種と一式そろっていて明るい窓際で簡単に育てられました。プランターはラディッシュや小さい作物を育てるのに転用出来そうです。
ジャガイモ
育てやすいのですが、連作出来ず、他の作物との相性も悪いです。土を入れ替える位の覚悟が必要かも。日当たりが良い場所なら土質も選ばずに育てるのは簡単です。小イモを収穫するのであれば、プランターでも作れます。連作障害を避けるのに、ネギを一緒に植えると良いらしいです。
聖護院だいこん
基本的に移植は出来ないので、畑に直まきになります。普通の大根のように地中を深く耕す必要はありませんが、意外と大きく育つので、最終的な株間は30cmは欲しいところ。寒くなるまでは虫に食べられやすいので注意が必要です。
泉州みずナス
本来は泉州地方でよく育つ品種です。水切れに弱いのが難点かも。2018年は苗を大鉢で育ててみましたが、猛暑もあり大きくは育ちませんでした。うまく出来れば、生食もできるフルーティーなナスを味わえます。
スイカ
連作できず、メロンと同様、ある程度の広さが必要です。玉が出来てからは。直接土に触れないようにするなどの手間がかかります。育てるのは簡単な方だと思います。
タマネギ
11月下旬に苗を購入しました。育成期間が短いものや長いものがあり、夏野菜との兼ね合いで種類を選んだ方が良さそうです。雑草の防止に黒いマルチを張ると良さそうですが、地植えでも育てられますね。深植えしないことと、植え付け後に水を切らさないようにするのがポイントのようです。
トウモロコシ
苗と種から育ててみましたが、育生は簡単です。根の張りが浅く一度、台風で倒れたことがありましたが、翌日に元に戻せばそのまま成長し続けました。自家受粉出来ないので何株かをまとめて育生するのが良さそうです。種を蒔く時期をずらさないと、一度に花が咲いてしまい受粉が出来なくなるので、広めの場所に時期をずらして栽培する必要があります。ちょっと家庭菜園向きではないかもしれません。
トマト
簡単に作れますが連作出来ないのが難点です。比較的大きくなるので支柱を立てることや、適切に摘芯をした方が良いですが、放置してても収穫は出来ます。
ニンジン
移植はかなり難しいです。直まきがおすすめ。筋まきして間引いて育てるのが鉄板です。
パクチー(コリアンダー、シャンツアイ、香草)
春蒔き、秋蒔きで簡単に育てられますが、発芽率を上げるには、種を蒔くときに一手間かけた方が良いです。丸くて固い種子の中に2個の種子が入っているので、種子を取り出して植えた方が良いです。丸い種子は、すりつぶすように力を加えると良いです(中の種子を粉々にしないように注意)
枯れるまで育てあげれば、次のシーズン用の種を回収出来ます。
ほうれん草
簡単に育つのかとおもいきや、2018年は全てとう立ち(花芽が出る状態)になってしまいました。気温や環境(結構、夜でも蛍光灯の光が入っている)のが悪かったのかもしれません。品種を変えてリベンジしようと思います。2019年に再チャレンジしましたが、電灯のあかりが邪魔をするせいか、やはりとう立ちしてしまいました。夜は明かりが無い環境が良さそうです。
ミント(スペアミント、モヒートミント)
一度育て始めると、こぼれ種でもどんどん広がるという生育旺盛なミント。地植えにするといくらでも増えてしましまいます。鉢植えで育てましたが、日照の加減ではうまく大きくならないことも判明しました。スペアミントは日向でも成長しますが、モヒートミントは明るい日陰の方が葉も大きく成長しそうです。挿し芽で簡単に増やせるので、ミント水を楽しむことが出来ます。
モヒートミントは、普通のミントよりも光がいらなさそうです。直射日光が当たるところでは、軒並み花が咲いて、成長が止まってしまうようです。
メロン
連作は出来ません。編み目の無い品種が育てやすいそうです。私はマスクメロンを育ててみましたが、一株に一個しか出来ないのと、株が弱ってきた時にすぐに収穫しないといけないので大変でした。写真は、虫が付かないようにブラジャーネットで保護していたときのメロンです。
モロヘイヤ
アブラムシに強いらしく、種から育てました。種や茎には毒があるらしいです。日当たりが良ければ、生育は簡単な方です。虫の害もありません。新芽を摘むと、脇芽がどんどん出てくるので収穫も多いです。
ラベンダー
ホームセンターで売っていた長崎ラベンダーを育てています。本来、2期咲きらしいのですが、私のところでは年中花を咲かせているような。挿し木、植え替えと、水の管理が難しそうですが、増やせるところまで頑張りたいですね。
ロマネスコ・ブロッコリー
種をもらう機会があったので育ててみました。一株が直径50cm超になるため広い場所が必要です。おまけに一株から1個しか収穫出来ないのも難点かも。生育は虫に注意すれば簡単な方です。